あらゆる物事の変化スピードが速く、成熟化が進んでいる現代社会では、斬新なアイディアや創造的な視点で価値を創造する力が求められています。新商品や製品開発、潜在的な課題や問題解決において、「デザイン思考」は非常に有用なツール(思考法・発想法)であり、デザイン思考を取り入れることにより、ビジネスや社会の課題を解決に導くことが可能になります。
速習型 デザイン思考研修は、MBAで教える難解なデザイン思考(デザインシンキング)の知識体系を「誰にでもわかりやすく整理した、実践ですぐに使える知識と技術」の集大成です。本研修でデザイン思考について学ぶことで、柔軟な発想で考えることの重要性を、対面研修またはeラーニング形式で習得することができます。
<速習型 デザイン思考研修の特徴・学習目標>
速習型 デザイン思考研修では、これらつの視点を網羅していいるため、プロジェクトや日常業務を遂行する上でも非常に力強い武器になるります。仕事を能動的に愉しむためにも、身に着けけておくべき知識体系です。
●ユーザーの心を捉えるには?
論理的に考えるよりも、まずアイデアをたくさん出すことが重要です。
論理的に最初から考えようとすると、論理の枠にはまってしまい、なかなかいいアイデアが出てこないものです。
なぜこれが欲しいのか?なぜこれを解決したいのか?ユーザーは何に価値を感じるのか?などを、遊び心を交えながらブレストすることが大切です。そして選ばれたアイデアから逆算して、自分がユーザーだったらどう考えるか?を論理的に組み立てるのです。
しかし、この論理で裏付けされたアイデアも、机上で考えられたものにすぎません。重要なのは、本当にユーザーの心をとらえているかリサーチすることです。
●ウォークマンに見るデザイン思考
1970年代にソニーが発売した「ウォークマン」。外出先で音楽を聴きたいという、ユーザーの心に耳を傾け大ヒットした製品です。私たちは、この「ユーザーの心に耳を傾ける」という、あたり前の発想を忘れ、つい技術や市場の側面に目を奪われてしまいがちですが、あくまでも「製品やサービスはユーザーが決めている」という原則に基づき考えることが、デザイン思考の根幹なのです。
●デザイン思考の鍵
アイデアを出す場がどれだけあるかです。
野球に例えるなら、どれだけ打席に立てるかです。結果を残している打者は、ピッチャーが投げる、さまざま球種に対応ができています。数多くの打席立って経験をつんでいるからこそ、そこまで上達できるのです。
デザイン思考を身に着け、鍛えるためには打席に立つこと、つまり「アイデアを出す」「リサーチをする」というサイクルをいかに早く、数をこなすかも重要な要素となります。
日本プロジェクトソリューションズでは、意見やアイディアの発散(想像)と収束から新しいものごとを創造するために、デザイン思考に最低限必要な要素を「1.問題提議」「2.価値考察」「3.ソリューション」の3つのステップに絞り、わかりやすくお伝えしていきます。
カリキュラム例1:2日間 演習型研修
【1日目】
9時~12時:デザイン思考概要
デザイン思考の目的とステップを理解する
12時~13時 昼食・休憩
13時~17時:問題定義
ユーザー視点で考えることの重要性を理解する
【2日目】
9時~12時:アイデアの創出
価値を創造するプロセスを理解する
12時~13時 昼食・休憩
13時~17時:アーキテクティングと事業計画
アイデアを事業化する技法を学ぶ
カリキュラム例2:PBL(Project Based Learning)型研修の一例
【共感フェーズ】
「共感フェーズ」で体得する技法
「親和図」「二軸法」「因果ループ図」「ブレーンストーミング」
FB(フィードバック)の技法
講師・受講者によるリアルタイムアンケート
【創造フェーズ】
「創造フェーズ」で体得する技法
「バリューグラフ」「CVCA」「SMART評価」
FB(フィードバック)の技法
講師・受講者によるリアルタイムアンケート
【事業化フェーズ】
「事業化フェーズ」で体得する技法
「事業計画書作成のポイント」
FB(フィードバック)の技法
講師・受講者によるリアルタイムアンケート、事業家からのフィードバック
【提案フェーズ】
野々垣 典男
Norio Nonogaki, PMP
日本プロジェクトソリューションズ株式会社 相談役
米国PMI認定PMP (Project Management Professional)
経歴
講師実績
萩谷 利道
Toshimichi Hagiya
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究所主催『組織リーダー養成講座』講師
経歴
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