プロジェクトマネジメントを行う上で、最低限の知識は必要となります。
しかし、次に課題となるのは「学んだ知識を自らの仕事の中に活かすことが出来ているのか?」という観点です。
知識は使ってみないとスキルに昇華させることはできません。
経験の浅いプロジェクトマネジャーはまず積極的に使ってみることが重要です。しかしながら、現実的には使われていないことも多く前述の「知る」ということと「使う」ということの間には大きなギャップがあります。
この要因のひとつと考えられるのが「学習(研修)転移(Transfer of Training)」という問題です。「学習(研修)転移」とは学んだことを仕事に適応させることですが、そのためには、どのような場面で・どのような理由で・使う効果があるのかをイメージすることが大切です。
これによって「使ってみる」⇒「習熟する」⇒「結果につながる」というモチベーションの好循環へ入って行くことができるようになります。
「実践型プロジェクトマネジメント研修 アドバンスコース」ではケーススタディを使いながら、このモチベーションの好循環のイメージを獲得することを目的としています。
●研修名:実践型プロジェクトマネジメント研修 アドバンスコース
●開催時間:タイプ1:2日間/タイプ2:3時間×5日
●対象者:プロジェクトマネジャー、およびその候補者
●実施形態:集合研修またはオンライン開催(Google Meet/Zoom)
<補足>
なお、本研修は、別途ご提供している「実践型プロジェクトマネジメント研修(3ステージ・プロジェクト™)」のアドバンス編として位置づけており、実践型プロジェクトマネジメント研修で学んだプロジェクトマネジメントの知識と技術を如何にして職場に適応させるか、そのモチベーション(動機付け)を促進するためのコースとなります。
あわせて、他社様にて受講されたプロジェクトマネジメント研修において実務への適用をより強化したい場合にも活用いただけます。
本コース単体でのご利用はもちろんのこと、「実践型プロジェクトマネジメント研修(3ステージ・プロジェクト™)」とあわせてご活用いただくことで、より研修成果を実務に還元しやすくなります。
「実践型プロジェクトマネジメント研修 アドバンスコース」では、モチベーションの好循環のイメージを獲得するために、下記のポイントを理解することを目標としています。
時間 | セッション | 内容 |
1日目 | ||
9:30 | 研修オリエンテーション |
研修開催の趣旨説明 研修オリエンテーション ・目的/進め方についての説明 ・講師自己紹介 |
10:10 |
ケースメソッド1 「PMの役割」 |
グループを組んで左記題材のケースのディスカッションと振り返りを行う ①ケースメソッドを読む(①経験) ②グループ作業 ・このケースで「今必要なこと」「もっと前に必要だったこと」を考える(②省察) ・どのようにあなたのプロジェクトに活かすことが出来るか?(③概念化) 上記についてグループ内でディスカッションを行い、合意形成する ③各グループの発表 ④講師によるミニレクチャー(まとめとQ&A) |
13:00 | 休憩 | |
14:00 |
ケースメソッド2 「ステークホルダーマネジメント」 |
進め方はケースメソッド1の進行と同様 |
17:50 | 1日目のまとめとQ&A | |
18:00 | 1日目終了 | |
2日目 | ||
9:30 | 2日目導入 | 前回の振り返り |
9:40 | ケースメソッド | 進め方はケースメソッド1の進行と同様 |
12:40 | 休憩 | |
13:40 |
ケースメソッド4 「リスクマネジメント」 |
進め方はケースメソッド1の進行と同様 |
16:40 | 2日間の学びの整理 | |
18:00 | 2日目終了 |
3時間×5日間のプログラムでは、下記のテーマで計5日間のセッションを実施いたします。
時間 | セッション | 内容 |
13:00 | 研修オリエンテーション |
研修オリエンテーション
|
13:20 |
ケースメソッド
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グループを組んでケースのディスカッションと振り返りを行う ①ケースメソッドを読む(①経験) ②グループ作業 ・このケースで「今必要なこと」「もっと前に必要だったこと」を考える(②省察) ・どのようにあなたのプロジェクトに活かすことが出来るか?(③概念化) 上記についてグループ内でディスカッションを行い、合意形成する ③各グループの発表 |
15:10 | レクチャー | |
15:45 | まとめとQ&A | |
16:00 | 終了 |
杉本 憲一
Norikazu Sugimoto
米国PMI®認定PMP® (Project Management Professional
日本PMO協会認定 PJM-A (PJM-A:プロジェクトマネジメント・アソシエイト)
プロジェクト経験・経歴:
永谷 裕子
Hiroko Nagaya
日本プロジェクトソリューションズ株式会社
エグゼクティブ・インストラクター
●経歴
●外部講師
●研究実績
●著書
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